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教えて!更年期

更年期障害の症状

日本人女性の平均的な閉経の年齢は約50歳と言われています。この前後の5年間に起こるさまざまな体調の不良や、日常生活を送るのにも支障をきたしてしまうほどの症状を【更年期障害】と言います。まずは、主な症状についてご紹介します。

45歳〜55歳ぐらいの女性の抱える体調不良は、200〜300種類ともいわれるほど、人によって様々です。特に一番多く感じられる不調としては「疲労感」「抑うつ状態」「腰痛や肩こり」「発汗」「不眠」などが主な症状ですが、身体の全身にわたって起こる更年期障害の症状は、単独で起きたり、複合的に起きたりと個人差があります。

【主な症状の例】
のぼせ・ほてり・口の渇き・のどのつかえ・頭痛・ めまい・耳鳴り・物忘れ・集中力の低下・不眠・不安感・疲労感・肩こり・食欲不振・吐き気・便秘・下痢・ 動悸・息切れ・腰痛・しびれ・知覚過敏・関節痛・筋肉痛・膣炎・性交障害・皮膚や粘膜のかゆみ・乾燥・冷え・ホットフラッシュ・生理痛・足のむくみ・肌荒れ・・・などと症状はさまざまです。

つらい症状を一人で抱えこまないで、更年期を「自分の身体を見つめなおす良い機会」だと考えて、ご家族と相談しながら、ご自分に合った改善策を見付けて頂きたいと思います。 そのお手伝いをさせて頂くための情報をご紹介します!

更年期障害の原因

このように辛い更年期障害。
この更年期障害はなぜ起こるのでしょう?
更年期障害の原因として一番に考えられるのが「エストロゲンの減少」です。

女性ホルモンであるエストロゲンは、脳の視床下部の指令で、同じく脳にある脳下垂体が性腺刺激ホルモンを分泌することによって、卵巣から分泌されます。

しかし、加齢とともに卵巣の機能が衰え、脳の指令を受けても卵巣からエストロゲンが十分に分泌されなくなります。

そのために、体が一時的にパニックを起こしてしまい、自律神経が乱れ、のぼせや発汗、頭痛、肩こりなどのさまざまな不調が生じるのです。

また、エストロゲンの減少による急激なホルモンバランスの崩れは、脳内物質のドーパミンやセロトニン不足まで引き起こします。

その結果、「のぼせ」などの症状以外にも「やる気が起きない」「不安感が高まる」「イライラする」などの「うつ症状」にも悩まされることになってしまいます。

この「エストロゲンを分泌せよ!」という脳からの指令に対する、「もうエストロゲンを分泌できません!」という卵巣の訴えが、自律神経の乱れやほてり、発汗などの身体症状から、うつ症状などの精神症状まで現れてくるのが更年期障害です。

この期間を一般的に「更年期」と呼び、50歳前後5年間ぐらいとされています。

美しい肌を保つ為に・・・身体の中からアンチエイジング

美しい肌を保つ為に・・・身体の中からアンチエイジング女性ホルモン「エストロゲン」が減ってくると、肌内部の水分が保てなくなり乾燥してきてしまいます。

これをほおっておくと、女性の大敵であるシワ・たるみなどが現れてきます。

そもそも、エストロゲンが減ると真皮層にあるコラーゲンが変形しやすくなってしまい、弾力を保つ為のコラーゲンの量が不足し始めます。

このせいで、肌の保湿力が低下してしまい乾燥しやすくなり、肌本来の弾力が保てなくなってしまいシワやたるみへと変化してしまうのです。

また、加齢による体の酸化も、肌の状態に影響を及ぼします。

体の酸化、とは、体が「錆びる」こと。

呼吸によって吸い込まれた酸素の一部は、活性酸素となって、体内に侵入してきた細菌を殺菌する反面、余分な活性酸素は体内のあらゆる物質を酸化しようとします。

この活性酸素は、加齢だけでなく、不規則な生活やストレス、喫煙によっても増えてしまいます。

このように体の機能を老化させる活性酸素は、当然、肌のシワやたるみの原因となります。

若さを保ち、いつまでも元気で過ごすためには、活性酸素を除去すること=抗酸化に努めることが必要です。

若い女性にも更年期障害の可能性が・・・。

女性ホルモンの一種である「エストロゲン」にはさまざまな役割があります。例えば・・・女性らしい美しいボディラインを作り出すのも、血行をスムーズにしてコレステロール値を安定させるのも、コラーゲンの生成を促進して美しいハリのある肌をキープするのも、全て「エストロゲン」の働きがあるからなのです。

しかし、たっぷりとエストロゲンが分泌しているはずの20代・30代の若い世代の女性にも、更年期障害と同じような症状を訴える人が増えてきました。「若年性更年期障害」といわれ、卵巣の働きが低下してしまうために起こります。

主な原因として挙げられるのが、ライフスタイルの変化です。

現代の女性は仕事に家事にと大変忙しいため、ストレスがたまりがちで、またその発散がされないままになっていることが多いです。更に、休息が十分でないため、だんだんと自律神経のバランスを崩してしまい、イライラしたりうつ状態になったりしてしまうのです。

また不規則な生活を送ると、「エストロゲン」の分泌のバランスが崩れてしまい、月経トラブル(不規則な周期・生理時の激痛など)や、頭痛・肩こり・のぼせ・肌のシワやくすみ・体重増加など、更年期障害と同じ症状を引き起こします。

そこへ、たばこやアルコールなどの生活習慣がプラスされると事態はもっと深刻に・・・。
「私はまだまだ若いから大丈夫!」などと過信せずに、規則正しい生活を心がけるのが一番。たばこやアルコールの摂りすぎにも要注意です!

無理なダイエット・ストレス・不規則な生活で卵巣の働きが低下し若年性更年期障害となり、生理不順・のぼせ・イライラなどの症状が現れます。

もしも、このような症状に思い当たる時には、「ダイゼインリッチ・アグリコン型イソフラボン」。
ダイゼインはエストロゲン受容体への親和性が低い分副作用の心配もなく、より安全性が高いものとして評価されています。

選ぶならぜひ、「発酵型大豆胚芽」由来(ダイゼインリッチ)な成分がお勧めです。
女性である以上、いつまでも健康的な美しさや若々しさを保ちたいものですね。

なぜダイゼインがいいの?

教えて!イソフラボン
【エストロゲンの主なはたらき】
・月経・妊娠・出産に関する働き
・女性らしいボディバランスの生成
・血管の老化防止
・コレステロールバランスの調整
・骨を丈夫にし、骨量をキープ
・透明感・うるおい感のある美肌のキープ
・ツヤのある美しい髪の生成
・肌のターンオーバーの促進
・自律神経の安定

丈夫な骨とアグリコン型イソフラボンの関係

選ぶならアグリコン型!なぜ更年期に良いの?年を取ると、ちょっと心配なのが骨の健康ですね。
特に女性が骨粗鬆症になりやすいと言われているのは、何故でしょうか?

骨は常に作り替えられており、内側の古い骨を壊して(骨吸収)外側に新しい骨を作っています(骨形成)が、骨吸収の量が骨形成の量を上回ると骨量が減って骨密度が低下し、ひどい場合は骨の中がスカスカになってもろくなる「骨粗鬆症」になってしまうのです。

この原因の一つが女性ホルモン「エストロゲン」の減少。
エストロゲンは過剰な骨吸収を防ぐだけでなく、骨形成を助ける働きもあるのです。

よって、閉経によりエストロゲンが減少する50代から急激に骨密度が低下し始め、身長が低くなったり、背骨が曲がったり、骨折しやすくなったりします。

また、60代になると50代に比べて、骨粗鬆症と診断される日本人女性は約4倍に急増するとも言われています。

丈夫な骨を維持するために、まずはバランスのよい食生活が大切。骨形成には、カルシウムはもちろん、リン、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKなど各種の栄養素が必要です。
次に、毎日の適度な運動も大切です。骨にある程度の荷重がかからないと、カルシウムは骨に吸収されません。

そして、エストロゲンに似た働きをする「アグリコン型イソフラボン」の摂取が不可欠。
サプリメントで補給して過度な骨吸収を防ぎ、さらに骨形成を助けてあげましょう。

以前は届いていた棚に手が届かなくなったり、理由もなく腰や背中が痛い時は、骨量が減っているサインかも。専門医のいる病院で骨量測定をしてもらう事をお勧めします。